福岡県宮若市の塩川秀敏市長をめぐるハラスメント問題で新たな調査が行われたようです。
市の職員の約6割、100人以上が「市長によるハラスメントを経験した」と答えており塩川秀敏市長に対して
世間ではあらためて厳しい声が多数上がっています。
塩川秀敏市長のハラスメント一覧をまとめてみました。
塩川秀敏プロフィール
まずは塩川秀敏市長のプロフィールをまとめます。
- 氏名:塩川 秀敏(しおかわ ひでとし)
- 生年月日:1948年9月24日
- 年齢:75歳 ※2024年1月現在
- 前職:高校教諭
- 最終学歴:九州大学大学院法学府修了
塩川秀敏市長は2007年に福岡県議会議員選挙に立候補し、初当選。
以来連続4回当選し、県議時代は自由民主党に所属していたようです。
2021年に県議会議員を辞職。2022年3月の宮若市長選挙に立候補し、現職候補を破って初当選しました。
しかし塩川秀敏市長は2023年1月から10月にかけて、計9件の塩川による市職員に対するハラスメントがあったとして
複数の市職員が職場環境の改善を求める要望書を11月27日付で市公平委員会に提出しました。
その後さらに新たな調査が行われ、市の職員の約6割、100人以上が「市長によるハラスメントを経験した」と答えていることが明らかとなっています。
塩川秀敏に対する世間の声は?セクハラ疑惑も浮上で呆れた声多数!
そんな塩川秀敏市長に対しては、昨年12月に女性職員に対するセクハラ疑惑も浮上しています。その中でも
女性は子どもを3人産んで初めて一人前
という発言をしたことがネットニュースで取り上げられ、世間では厳しい声が多数上がっているようです。
百歩譲って、高度経済成長期にはこういった考えこそが「正しい」といった風潮があったのかもしれませんが、
現代のように女性の生き方が多様化している時代には、到底受け入れられない発言と言えそうですね。。。
【宮若市長】塩川秀敏のパワハラ内容一覧!
現在報道などで明らかになっている塩川秀敏市長のパワハラ内容一覧を下記にまとめたいと思います。
- 夫婦で育児休暇を同時に申請した職員に対して「2人同時に取る必要があるのか?」
- 「女性は政策部署にはいらない」
- 同行した職員に対して、公用車の車内で恫喝。「運転手やったら自分のスマホ見るんか!おぉ?すみませんで済むか!」
- 会議の場で男性職員に対して「今がんがん怒られといた方がいい。耐えきれんかったら辞めろ」
- 出産経験のある女性職員に対して「女は子どもを産んで初めて女になる」
- 男性職員に対して「ヘルメットをかぶっていろ。そしたらバットで叩いてやるから」
- 女性職員に対して「あんたは子どもがおらんから親の気持ちがわからんだろう」
- 男性職員に対して「私と働くのであれば、家族と決別するよう家族に伝えなさい」
- 残業後ろに帰宅した女性職員に対して「帰るなら市長室に来て『帰ります』くらい言えばいいだろ。」「これだからかわいくないんだよ。ダメな人間だよ、気分が悪い」
- 病気で退職願を提出した職員に「病人の目はしてないな。もっとひどい人を見てきた」
これを見るだけでも、日頃から職員の方々の人権を侵害したような言動が繰り返されてきたのではないかと思ってしまいますね。
一方で、塩川秀敏市長の肩を持つわけではありませんが、
職員を『信頼関係のある相手と思っていた』ことによって、
『距離を詰めることが善』だと考えていたのかもしれませんね。
昔の体育会系の方にありがちな考え方ですが、相手を「お前」呼びしたり、
わざと「辞めろ」などと言って部下や後輩のやる気を試すタイプ・・・。
しかし昨今、こういった行政のトップがパワハラで訴えられるケースが増えてきている現状を鑑みると、
このような考え方が現代とはミスマッチを起こしているのかもしれません。
・・・にしても、許されない言動ですよ!
このたび宮若市が行った新たな調査で、職員の6割にあたる約100名が塩川秀敏市長からのハラスメントを経験したと答えているため、
さらにハラスメントの事実が明らかになるかもしれません。
塩川秀敏市長の進退には今後も注目が集まりそうです。