やなせたかしいヒグマが話題!アンパンマン誕生背景との共通点とは?

SNSで「やなせたかしいヒグマ」が話題になっています。

一体何を意味する言葉なのかを調査してみました!

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やなせたかしいヒグマとは?

結論から書くと、これは『やせたかなしいヒグマ』と記載するべき記事の見出しを、

記者の方が間違って『やなせたかしいヒグマ』と誤植してしまったことが話題になっているようですね。

偶然、アンパンマンの作者として知られる『やなせたかし』さんの名前の誤表記となってしまったことで

SNS上で話題になっているようです。

やなせたかしいヒグマに対する世間の声

偶然の誤植にネット上では早速話題となっています。

本物のやなせたかしいヒグマとは?

では、本物の『やなせたかしいヒグマ』とはどのようなものでしょうか?

調査を進めていくと、『限りなく正解に近そうな』やなせたかしいヒグマを見つけることに成功しました。

実際にやなせたかしさんが描いた熊の絵本があったようですね。

これこそが本物の『やなせたかしいヒグマ』ではないでしょうか?

実際にはとても深刻なヒグマの問題

ここまでは若干『ネタ』としてお伝えしましたが、

実際のニュース記事『やせたかなしいヒグマ』では深刻な熊の問題について取り扱っています。

北海道在住の写真家がカメラを向けた先には海岸に現れた黒い生物の姿が。

ズームしてみると、岩場の水際を歩きながら何かを探しているように見えます。

ガリガリに痩せこけた姿。実はヒグマです。

写真家 齋藤一馬さん:「あのレベルの痩せ細ったクマは初めて見たので、本当に餌(えさ)がないんだなと驚いた。これから冬眠に向けて蓄える時期だが、無事に冬を越せるのかなと悲しくなる。あの姿を見ると」… (略)

ANN NEWSより引用

秋田県や北海道で連日報道されている、熊による人的被害のニュース。

長引く猛暑の影響もあり、ドングリなどの山の木の実が大凶作となっていることから”飢え”で苦しんだ熊が凶暴化していると言われています。

今回のニュースも『誤植』自体は面白いものですが、決して笑えない深刻な状況が見え隠れしています。

アンパンマン誕生背景との共通点とは?

今回の誤植(やなせたかしいヒグマ)について、一部では「少し考えさせられる」という声も上がっています。

実はやなせたかしさんの名作『アンパンマン』が誕生した背景には、

やなせたかしさんの従軍経験時の“飢え”に関係があるといわれています。

戦後の深刻な食糧事情もあり、当時からやなせさんは

人生で一番つらいことは食べられないこと

という考えをもっていたそうです。

やなせたかしさん。2013年ご逝去。


50代で「アンパンマン」が大ヒットする以前、やなせさんは売れない作家であり、

空腹を抱えながら「食べ物が向こうからやって来たらいいのに」と思っていたというエピソードもあるそうです。


こういった事情が「困っている人に食べ物を届けるヒーロー」という発想につながり

アンパンマンが誕生したと言われています。

(参考URL⇒https://www.cric.or.jp/education/jissenrei9/kosaka2/siryo.pdf)


空腹の者に顔の一部を与えることで、悪者と戦う力が落ちると分かっていても、

目の前の人を見捨てることはしない。

かつそれでありながら、たとえどんな敵が相手でも戦いも放棄しない。

そんな思いがアンパンマンには込められています。

今回のヒグマのニュースは、偶然の誤植ではありますが、

クマが飢えている問題、みなさんはどう考えてますか?

という難しい問いを

天国のやなせさんが、アンパンマンを見て育った世代の私たちに投げかけているのかもしれませんね。

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