女優の蒔田彩珠さんの演技がうまいと評判です。
蒔田彩珠さんと言えば是枝裕和監督作品の「万引き家族」や
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」等の有名な作品に多数出演しており、
主役を支える”名脇役”として、業界内外で演技力の評価が相当高いと言われています。
今回はそんな蒔田彩珠さんの演技がうまいと言われている理由を3つ紹介します!
蒔田彩珠プロフィール
まずは蒔田彩珠さんのプロフィールをざっくり紹介します!
■氏名:蒔田 彩珠(まきた あじゅ)
■生年月日:2002年8月7日(20歳)※2023年7月現在
■出身:神奈川県
■身長:158cm
■所属事務所:ユマニテ
蒔田彩珠さんが芸能界デビューしたのは、なんと7歳のとき!
元々は蒔田彩珠さんのお兄さんが、子役としてCMに出演する姿を見て、
「私もテレビに出たいな」とお母様に相談したことがキッカケだったそうです。
そして2012年、10歳の時に出演したドラマ『ゴーイング マイ ホーム』で阿部寛の娘役を演じて
是枝裕和監督から
非常に柔軟性があって、勘もすごくいい。何も心配していない
と演技を高く評価されたそうです!
その頃から、真剣に役と向き合う共演者の姿を目の当たりにして
それまでの「楽しいから現場に行く」という感覚から
「私も自分じゃない役を演じたい、女優になりたい」と女優の道を志すようになったとのこと。
10歳の頃にこのようなプロ意識が芽生えたとは・・・
女優さんとしての天性の素質を感じますね!
蒔田彩珠の演技に対する世間の声
それでは蒔田彩珠さんの演技力に対する世間の声はどのようなものがあるのか見ていきましょう!
※ドラマ『朝が来る』について
少女役蒔田彩珠の素晴な演技に胸が締め付けられる 良作
※ドラマ『おかえりモネ』について
この脚本を理解できないのでワンシーンだけ単体でみるなら
蒔田彩珠の演技力ずば抜けてるし、告白シーンは坂口健太郎より永瀬廉の方が空間の隅々まで支配してて息が出来なかった。
河瀬直美監督の「朝が来る」というタイトルの邦画ですが、とにかくエンディングロールが終わる最後の最後まで、主題歌とともに鑑賞してみてください 特に蒔田彩珠さんの演技が凄いっす!
※ドラマ『おかえりモネ』について
蒔田彩珠の酔って座った目の演技が19歳のものとは思えないし、永瀬廉の淡々とした口調と表情は強烈に残像を残す。
※ドラマ『おかえりモネ』について
ドラマとしては好きになれなかったけど、内野聖陽、浅野忠信、藤竜也、永瀬廉、蒔田彩珠の演技は素晴らしかったな。どんなに内容がクソでも演技力が目減りしなかった。
このようにSNSでは蒔田彩珠さんの演技力を絶賛する声がたくさん見つかりました!
特に最後のツイートは日本を代表するような役者さんたちとともに蒔田彩珠さんの演技力を評価しており
それほど”ベテラン”の役者さんたちと共演しても
演技力が見劣りすることもなく、むしろ存在感が際立っていることが分かります。
蒔田彩珠の演技がうまい理由3選
それでは蒔田彩珠の演技がうまい理由を3つ紹介します!
蒔田彩珠の演技がうまい理由①:7歳のときに遊んでいるような気持ちで演技を始めた
蒔田彩珠さんの演技がうまいと言われる理由の1つ目は、
「7歳のときに遊んでいるような気持ちで演技を始めた」からです。
それが現在の蒔田彩珠さんの演技力と何の関係があるのか?
という話になりますが、
スポーツや英才教育と同じで、
小学校低学年ぐらいまでのまだ頭の柔らかいうちに身につけた能力というのは、
大人になってからも不思議と”感覚的”に体に刷り込まれているものです。
少し話が逸れますが、幼稚園~小学校低学年ぐらいの子どもが
好きな鉄道の名前を数百種類も覚えていたり、
世界各国の地図の位置と国名を正確に覚えていたりと
幼少期に楽しんで覚える(身につける)スピードは、
決して大人がマネできないレベルだったりします。
蒔田彩珠さんの場合も、
デビュー当初は「遊ぶような気持ち」で撮影の現場に来ていたということですので、
非常にリラックスした状態で自分自身が演じること自体を楽しみながら、
また他の共演者さんの動きなどを観察しながら
自然と演技力を”感覚的に”身に付けていったのではないかと考えられます。
実際に蒔田彩珠さんが10歳の頃から演技力を高く評価している是枝裕和監督は
蒔田彩珠さんの演技に対して細かい指摘をしたことはほとんどないそうで
世界的に有名な監督に「何も心配していない!」と言わせるほどの自然な演技ができているというのは
是枝裕和監督の絶大な信頼が得られている一つの証拠と言えるのではないでしょうか。
蒔田彩珠の演技がうまい理由②:多感な時期に難しい役を経験した
蒔田彩珠さんの演技がうまいと言われる理由の2つ目は、
「多感な時期に難しい役を経験した」からです。
蒔田彩珠さんは2023年7月現在で20歳ですが、
10代の多感な時期に難しい役に次々と抜擢されました。
映画『朝が来る』では中学生で子供を身ごもり、
里子に出す少女・片倉ひかりの苦悩と葛藤の日々を熱演しました。
またドラマ『重版出来!』では有名漫画家の娘役を演じましたが、
周囲に心を閉ざし、母親を苦労させた父親を憎み
その影響からマンガそのものを憎んでいる中学生という、
細かい感情の表現が難しい役を演じています。
蒔田彩珠さん自身が、
演じる役柄のキャラクターや背景を深く考えてから演じることに
こだわっているようですので、きっとそれぞれの役での人物背景や、
各場面での感情や表情に至るまで
さまざまな思考を巡らせて演じてきたものと思われます。
思春期の多感な時期に、さまざまな役柄の感情や背景について考えて、
熟考しながら演じ続けたことによって、
豊かな表現力が身についたのではないかと考えられます。
ちなみに蒔田彩珠さん自身は、「何か抱えているものがある役のほうが演じやすい」と語っています。
10代のころは何かを抱えているような難しい役柄が多かった印象ですが、
Yahooニュースより引用
最近は等身大の明るい性格の役も多いですよね。
—-どちらも好きですが、何か抱えているものがある役のほうが、演じる役柄のキャラクターや背景などを深く考えられるんです。なので、ただ明るい等身大の役よりは演じやすいかもしれません。
蒔田彩珠の演技がうまい理由③:演技そのものを楽しんでいる
蒔田彩珠さんの演技がうまいと言われる理由の3つ目は、
「演技そのものを楽しんでいる」からです。
実は蒔田彩珠さん自身が、過去のインタビューで
(演技の)仕事をする上で大切にしていることは?
と聞かれた際に「いちばんは自分が楽しむこと」と答えており、
普段から演技を楽しむ姿勢を大事にされていることが窺えました。
お仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。
Yahooニュースより引用
—– いちばんは自分が楽しむこと。
好きで始めたことなので、がんばりすぎちゃうと疲れちゃう。
なので、自分が楽しめる範囲でがんばるのがいいのかなって思います。
これはどんなお仕事においても言えることじゃないかな。
蒔田彩珠さんの仰るとおり、
どのような仕事でも「楽しむ」という領域まで達することができれば
本人も、仕事で接する相手(同僚や顧客)も楽しませることができて
最も理想的な状態と言えるかもしれません。
特に女優さんのような、視聴者(顧客)を楽しませるお仕事の場合は、
演じる側が楽しくなさそうであれば
その作品自体を見る気がしなさそうですよね。
もちろんドラマや映画では楽しいシーンばかりでなく、
怒りや悲しみを表現するシーンも多いワケですが、
演技自体を楽しむぐらいの余裕を持っている演者さんであれば、
この場面の表情はもっと感情的に怒った方がいいかも!
などと、演技に対して前向きに取り組むことができるので、
パフォーマンスを最大限に発揮できるのではないでしょうか。
確かに蒔田彩珠さんの演技には変な力が入っていないので、
きっと自分が楽しむぐらいの余裕を持って、
各シーンでの見事な演技に昇華しているような気がします。
まとめ
今回は蒔田彩珠さんの演技がうまい理由3選を紹介しました!
業界の内外から高い評価を受けている演技力は圧巻なので、
20歳を迎えた蒔田彩珠さんが今後どのような役柄に挑戦するのかとても楽しみにしています。
ちなみに2023年8月からNHKで放送されるドラマ『私の一番最悪なともだち』では、
蒔田彩珠さんと高石あかりさんのお二人が共演されるそうで、個人的にはとても注目しています。
高石あかりさんもさまざまな役をこなしてきた演技力の高い女優さんですので、
お二人がどのような作品を作り上げるのかがとても楽しみです!
これからも蒔田彩珠さんがますますご活躍されることを願っています!