2023年4月30日現在、元自民党の吉川赳衆議院議員の除名を求める声が再燃してきています。
吉川赳議員と言えば、2022年6月に18歳の女子大生と飲酒しホテルに連れ込んだことが明らかとなりました。
この事件以降、吉川赳議員に対する世間の見方は厳しく、除名を求める声や不満の声が国民の間で噴出しています。
今回はそんな吉川赳議員の除名を求める声をまとめ、既に議員を除名したガーシー元参議院議員よりも批判されている理由について調べてみました!
吉川赳議員の除名を求める声
事件以後、吉川赳議員は『パパ活議員』などと称されることが多くなり、議員としての資質を問われることとなりますが、報道陣を避けるためか、国会には滅多に姿を見せなくなっています。
事件から1年近くが経過する現在でも批判の声はやまない状況となっており、吉川赳議員の動向がニュースに出るたびに除名を求める声が多くなるということを繰り返しています。
18歳の女性に飲酒させたなどと昨年6月に週刊誌に報じられた無所属の吉川赳衆院議員(比例東海)が、開会中の通常国会で十分に職責を果たしていない状態が続いている。本会議と所属する総務委員会の場に姿のない時間帯が多く、議員にとって特に重要な役割といえる議案の採決に参加しないケースも目立つ。騒動後に議員辞職を否定し「今まで同様、積極的に活動していく」と主張したのとはほど遠い実績について、吉川氏は「病気が理由」としている。
Yahoo!ニュース 2023.4.29
病名は『狭心症』とのことで、ご本人は本当に辛い思いをしているのかもしれません。
ただ、以下の三つの点においてなかなか国民の理解は得られていないのではないかと思われます。
①国会議員でありながら、事件の説明責任を果たしていない
②ちょうど事件直後から国会を欠席するようになった
③事件直後の取材に対して「今まで通り積極的に議員活動を続けていく」と話していた
事件直後に謝罪して、宣言どおりに議員活動を地道に続けていれば事態は違ったのかもしれませんね。
恐らく国民から見た印象は「逃げ続けている、不誠実」といったものではないかと推察されます。
吉川赳議員の除名を求める声まとめ
吉川赳議員の除名を求める声まとめ①:Twitterの声
1つ1つの投稿に対して”いいね”の数は少ないように見えますが、実はこのニュースが出た2023年4月29日に同様の投稿がかなり多くツイートされていました!
普段Twitterを使わないようなユーザーも「こいつにだけは一言言いたい!」といった感情で投稿しているのかもしれません。
このようにおびただしい数の投稿が見つかりましたw
吉川赳議員の除名を求める声まとめ②:5ちゃんねるの声
診断書出してくれ
体調良くないな議員やめろ
さっさと除名しろよ
解散すればこいつ無職確定
なんで自民党の連中ってこんな適当なやつばっかりなの?投票するやつも投票するやつだけどさ
・・・などなど。
さすが老舗の匿名掲示板!という感じでかなり辛辣なコメントが目立っていた印象ですね。
吉川赳議員の除名を求める声まとめ③:Yahooコメントの声
中東にいるどこぞのお尋ね者の元議員と何ら変わらないですよ、国会来てないのだから。 ロクに仕事をしなくても年間1000万以上税金から貰える、それが国会議員、あと特権も。 パパ活はする、仕事はしない、こんな議員を食わせていると思うと腹しか立たないです。 一般人とは違うのですよ、仕事が出来ないならば辞職をするべきではないのでしょうか?
↑この投稿にはなんと5万近くの”いいね”がついていました!
普通に会社に勤務していて、休んだ場合給与から引かれるのですが・・上級国民のみなさんはどれだけ休んでも満額支給なのですね。原資は税金だから、いくら使っても増税すればいいという考えの人ばっかりだから、自分の都合の悪い事は法律変える気もないみたいですが。
↑議員に関する不祥事が後を絶たないので、真面目に働いている民間人から不満が出るのは当然かもしれませんね。
地方紙が地元選出議員の動向、活動状況を厳しくチェックし公表していく。素晴らしい取り組みだ。かつて大阪のメディアが指摘されたように地元の有力政治家に対し忖度して政治を客観的に検証し糾弾する姿勢を失ったメディアも少なくない。そんな中で静岡新聞は地方メディアの模範と言える。今後もこの吉川議員の悪しき動向を追及し早期の辞職を促してほしい。
↑このニュースを扱った静岡新聞(地方紙)を称賛するコメントですね。「この件を風化させてはいけない」という強い思いを持った記者がいるのでしょうね。
Yahooコメントもかなりの盛り上がり様でした。
吉川赳議員がガーシーよりやばいと言われる理由とは?
「議員の除名」と聞いて記憶に新しいのが、2023年3月に参議院議員を除名処分となったガーシー元参議院議員です。
ガーシー氏はドバイにいて、一度も国会へ登院しなかったことが主な理由ということでしたが、このたび吉川赳議員も国会への欠席が続いていることが再び報道されました。
ネットユーザーの間では「ガーシーが除名になって、なんで吉川は議員を続けているんだ!?」と批判の声が強まっているようです。
ガーシー氏も除名が決まるまでは、世間の批判が強かったように思いますが、既にガーシー氏が除名された現在となっては、国会には姿を見せずに議員活動を続けている吉川赳議員に疑問の声が集まる形となっています。
このような事態になっている理由としては次の3つが考えられると思います。
吉川赳議員がガーシーより批判される理由①:『上級国民』として見られている
1つ目の理由としては、吉川赳議員が父親の吉川雄二氏の2世議員であり裕福な家庭で育ったいわゆる『上級国民』であるというイメージが強いからです。
吉川雄二氏は静岡県議会議員を7期務め、現在は自民党富士宮支部長の座に就いています。
世間では、このような経済的にも知名度の面でも”恵まれた環境”で議員となった吉川赳議員に対して、
「上級国民は好き勝手できていいですねぇ~」
といった不満が高まっているという見方ができると思います。
吉川赳議員に対してガーシー元参議院議員は何の後ろ盾もなく、YouTuberとして活動して人気を得て議員になったことと、現在となっては議員資格も失っているので、むしろ
「ガーシーだけ辞めさせられるのはおかしい!」
と、本件で引き合いに出される格好となっています。
吉川赳議員がガーシーより批判される理由②:謝罪をしていない
2つ目の理由としては、吉川赳議員がいまだに公の場に出てきて事件についての説明責任を果たしていないこと、また謝罪をしていないことではないかと思われます。
謝罪をせずに国会を欠席し続けている姿が、どうしても「ほとぼりが冷めるまで逃げてやろう」みたいな態度に映ってしまい、国民の感情を逆なでしてしまっているのではないかと考えられます。
これに対しガーシー氏の場合は、実家に強制捜査が入った際に、ガーシー氏が涙ながらに「オカンだけは勘弁してください!」と配信で訴えていたことから多少なりとも国民の感情として怒りが和らいでいるのではないかと思います。
吉川赳議員がガーシーより批判される理由③:若い女性と遊んでいたことへの嫉妬
3つ目の理由としては吉川赳議員が若い女性(18歳)と夜な夜な遊んでいたことへの嫉妬ではないかと考えます。
40歳の国会議員が18歳の女子大生といわゆる「パパ活」をして遊んでいたという事実はなかなか浮世離れしていますよね?
家庭を持っているような小遣い制の一般的なサラリーマンや公務員からしたら、費用の面でもモラルの面でも考えられない遊び方であると言えます。
しかし吉川赳議員は普段からこういった遊び方をしていたそうで、西麻布界隈ではかなり有名だったとのこと。
恐らくこのニュース見た一部の男性の間では、
俺たちは真面目に生きてるのに、自分だけいい思いしやがって!
といった嫉妬の感情が芽生えたのではないかと思います。
またそれと同時に多くの女性の間では、
いい歳してこんな若い子連れ回してみっともない!
といった感情も噴出したのではないでしょうか。
いずれにしても議員さんとして信頼を欠く行為であることは間違いないでしょうね。
まとめ
今回は吉川赳議員に対する除名を求める声を集めた上で、最近になって吉川氏がガーシー氏より批判されるようになってきた理由について考察しました。
事件後に説明責任を果たさずに一向に謝罪をしない吉川赳議員に対しての国民の不満の声は、事件後1年近く経った今でもやむことはなく、国民や記者たちからの「風化させてはいけない」という強い思いによって本人の思惑通りに「ほとぼりが冷めるまで逃げればいい」というわけにはいかないようです。
ガーシー氏が正義とは言えませんが、今後もしばらく吉川赳議員の進退を問う声はガーシー氏を引き合いに出されながら続いていくものと思われます。
今後の動向に注目していきたいと思います!