2023年7月20日20時頃、愛媛県松山市土居田町で火災が発生しました。
この火災の被害状況や出火原因について見ていきます。
愛媛県松山市土居田町火災の現場はどこ?
火災の現場となったのは土居田駅南西部に位置する松山生協付近の住宅です。
ニュース映像等から見て、
線路沿いの茶色い木造住宅が火災現場と考えて間違いないでしょう。





伊予鉄道・土居田駅の近くでもあるため、この火災による影響で一部列車で運転を見合わせたようです。
(※22時現在は解除)
愛媛県松山市土居田町火災の出火原因は?

出火原因についてはまだ情報がなく不明です。
警察と消防による調査が行われるものと見られます。
ただ、建物外観から見てトイレの臭突管が伸びている箇所付近から出火していることが分かります。


一般的な住宅は水回り(トイレ・台所・風呂等)が近くに集中している作りの物件が多いので、
・台所でコンロをかけっぱなしにしたまま放置
・給湯器(ボイラー)からの出火
・トイレ等でのタバコの火の不始末
などなど、可能性のあるものを挙げればキリがありませんが、
水回り箇所は意外と出火元になりやすい場所でもありますので
こういったものが出火原因になった可能性が高いのではないかと思います。
愛媛県松山市土居田町火災の被害状況は?
この火災によるけが人・犠牲者は今のところ出ていないようで、
こちらの住宅に住む住民の方の無事も確認できたそうです。
暑さで注意力も散漫になりますし、火の取り扱いには十分気をつけたいものですね。
夏場の火災原因は、エアコン類・線香・放火が多い!?

ちなみに冬はストーブなどの暖房器具からの引火などが出火原因としては多いですが、
夏場はエアコンや扇風機などの電気機器のコンセント部分のホコリや湿気を
掃除していないことでトラッキング現象や短絡が起こり火災につながるケースがあります。
夏場の火災は主に、エアコン、扇風機などの電気機器によるもの、蚊取り線香や花火などが原因となることがあります。また、年間を通じて多発している放火にも注意が必要です。
藤沢市HP(消防局予防課)より引用
そして意外と軽視されがちなのが、『蚊取り線香』などの線香類からの引火です。

蚊取り線香を使用するときは、周囲に燃えやすいものを置かないようにしましょう。
風が強いと火種が受け皿からこぼれ落ちる可能性もあります。
蚊取り線香使用中は、外出をせず、外出時は必ず火種を消すようにした方が良いです。
花火をするときも同様に、周囲の燃えやすいものに注意しましょう。
草木や燃えやすいものに向けたりすると火が移り、火災の原因になることがあります。
また、花火をするときは必ず水バケツ等で消火ができる準備をして遊びましょう。お盆に使用することが多くなるろうそくや線香にも注意しましょう。
藤沢市HP(消防局予防課)より引用
そして冬や夏という季節は関係なく、
年間を通じてリスクがあるのが『放火』による火災です。

夏場に限らず年間を通じて多発しているのが放火です。家の周りには燃えやすいものなどは極力置かないようにしましょう。
夏場はお祭りなどで、ちょうちんやあんどん、しでなど、和紙を使用したお飾りが見かけられます。紙製品は燃えやすいので、取り扱いは十分に注意しましょう。
藤沢市HP(消防局予防課)より引用
夏は気温が高いため、人間を含むあらゆる生物が攻撃的になりやすいと言われています。
軽犯罪が最も増える時期でもあるため、
上記の引用文のように家の周りには燃えやすいものを置かないなど、
普段から可能な限り対策をしておいた方が良いと思います。