静岡県の川勝平太知事に辞職勧告決議案が出され、
県政史上初の事態とあって話題になっていますね。
静岡県内のみならず全国から批判を浴びている状況です。
今回はそんな川勝知事に対する世間の声を集めてみました!
川勝知事プロフィール
まずは川勝平太知事の簡単なプロフィールを紹介します!
氏名:川勝 平太(かわかつ へいた)
生年月日:1948年〈昭和23年〉8月16日
最終学歴:早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。
経歴:早稲田大学政治経済学部教授、静岡文化芸術大学学長、学校法人静岡文化芸術大学理事長などを歴任。
政治家として:2009年5月静岡県知事選に出馬。初当選を果たす。(以降、4期目)←いまここ
早稲田政経学部を卒業して、
そのまま研究者→教授になった”学者肌”の政治家だったんですね!
確かに演説のときの理路整然と主張を述べる様子は、
とても説得力があるので、川勝知事が研究者時代に培ったスキルなのかもしれませんね。
川勝知事に対する「辞めろ」の声
そんな川勝知事には世間から様々な声が集まっているようです。
世間の声を見ていきましょう。
もう辞めろ!! 返上ちゃんとしろ!
私の国家資格の証書にコイツの認定名が入ってることが私の汚点だw
静岡県川勝知事 辞職勧告決議案可決。
早く辞めろ!しがみつくな!
早く辞めろ!静岡の疫病神!!
Twitter上で「川勝知事 辞めろ」で検索してみたら、
ビックリするぐらい多くの投稿が見つかりました・・・。
これらはほんの一部で、
もっと過激な言葉で川勝知事を批判するようなコメントも多く見られました。
川勝知事が老害とまで言われる理由はリニア妨害だけじゃない!?
ではなぜこんなに川勝知事は批判されるのか?
理由はいくつもあるのですが、最も有名なのが『リニア妨害問題』です。
川勝知事は長年、JR東海が推進しているリニア中央新幹線事業に
ストップをかけてきた存在として有名です。
大手ニュースサイトも「川勝知事が開業に”待った”をかけ続けている」と名指しで批判しています。
混迷極まるリニア中央新幹線、静岡工区問題。
Yahooニュース(7/3)より引用
川勝平太静岡県知事がJR東海に「待った」をかけ続けており、全く終わりが見えない。
そんな永田町では次の知事選候補者の選定に入っている。
そして驚きの人物に対して出馬を期待する声が強まっている。
『リニア問題』に関するニュースは全国の注目度が高く、
いつまでもリニア中央新幹線の開業が実現しない現状を鑑みて
ネットユーザーの間では
川勝知事を当選させた静岡県民のせいなんじゃね?
という噂まで囁かれるようになってしまいました。
川勝平太知事(72)が4選を決めた20日の静岡県知事選後から、
Yahooニュースより引用
ツイッター上で「リニア中央新幹線の開業遅れは静岡県民のせい」などと
誹謗(ひぼう)中傷する投稿が相次いでいる。
これまでにも県民を非難する書き込みはあったが、
今回は県民とみられる投稿者が反論を書き込んで応戦。
ツイッターで頻繁につぶやかれる「トレンドワード」の上位に「静岡県民」が一時入った。
「県民」としてバカにされると、なぜか誰でも熱くなってしまいますよね
挙げ句、やり玉にあげられた静岡県民やネット民から
川勝知事は「老害」とまで呼ばれるようになってしまいました。
こちらもなかなか辛辣なコメントが並んでいました・・・
正直ここに載せることもはばかられるほどの過激なコメントもたくさん・・・。
実はここまで批判されるようになった理由としては、他にもあって、
今回はそのうちの2つを紹介します。
川勝知事が老害と呼ばれる理由①:コシヒカリ発言
これは川勝知事に関するとても有名な話ですが、
2021年に行われた参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で川勝知事が
浜松市には豊富な食材があるが、
静岡県東部(御殿場市)にはコシヒカリしかない!
と、対立候補者をディスって問題になった一件です。
川勝知事自身、後輩議員候補の応援演説ということもあり相当気合が入っており、
ユーモアを交えて話したつもりだったのでしょうけど、
これが世間から相当批判を浴びる要因となってしまいました。
まぁ県知事ともあろう方が、
同じ県の特定の市をバカにするような言動は慎むべきでしたよね。
川勝知事が老害と呼ばれる理由②:「給与とボーナス返上する!」と嘘をついた
これは①のトピックの続きになるのですが、
「コシヒカリ発言」で批判を浴びた川勝知事は、その後
(発言の)責任を取って給与とボーナスを返上します!
という発言をしていました。
この発言に対しては静岡県民も納得していたようですが、
あろうことか2023年7月4日の報道で
給与もボーナスも返上していなかったことが明らかとなりました!
静岡県の川勝平太知事が2021年、同県御殿場市を「(特産は)コシヒカリしかない」とやゆし、県議会が辞職勧告決議を可決したことを受け、川勝氏が返上すると表明していた給与など約440万円を返上していなかったことが4日、県への取材で分かった。
Yahooニュース(7/4)より引用
川勝氏は今後も返上しない意向で「熟慮した結果、発言に対するけじめは職責を果たすことだと思い至った」と説明している。
もちろん川勝知事も生活があると思いますので、
家庭の事情等があったのかもしれません。
ただ県民に対して一度「返上します!」と宣言しておいて
結局していませんでした、というのは県民の理解を得られないのではないでしょうか。
よくコントなどでボケたフリをしたおじいちゃんが
ワシ、そんなこと言ったかの?
と言っておどけて見せて笑いを取るような王道のパターンがありますが、
まさに川勝知事の今回の「返上します!」→「やっぱりしませんよ!」は
それと同じようなレベルに映ったかもしれません。
できないような約束は最初からしないでほしいと思うのは、
『県民として』と言うよりも、人として普通の感情だと思いますが・・・。
こういったところも『老害』と言われる要因の1つになるかもしれませんね。
ちなみに川勝知事に関しては、
県政史上初の『辞職勧告』が可決されました。
本人は「年末にかけて猛省の期間にしたいと思います」とコメントしているようですが、
世間は「猛省」で許してくれるでしょうか。
まとめ
今回は静岡県の川勝知事が「辞めろ」と多くの声が上がっているので、
そのような意見を集めてみました。
また「老害」とも呼ばれているので、その理由について調べてみました。
確かに悪い部分が目立ってしまっており、辞職勧告も可決してしまっているので
いずれ辞職するのは避けられないかもしれませんが、
これまで静岡県民の圧倒的な支持を得て4期もの間、
知事として公務にあたってきたので
相当な手腕や、有権者を惹きつける力があったのは間違いないのではないかと思っています。
実際に川勝知事に投票した人の声では
一番静岡県のことを考えてくれる人だから投票した
という声が意外と多かったのが、今回の調査でとても印象的でした。
今後川勝知事がどのように県民や世間の声に向き合うのか、
そして本当に進退が掛かったときにはどのような幕引きを図るのか、
個人的には興味深く注目しています。