2023年7月2日午前1時過ぎ、横浜市港北区で火災が発生しました。
この火災による被害状況や出火原因について見ていきます。
横浜市港北区火災の現場はどこ?
場所は横浜市港北区新吉田5丁目の住宅街です。
現場の状況を伝えるツイートを見ていきましょう。

現場は集合住宅や戸建て住宅が密集したエリアのようですね。
横浜市港北区火災の原因と被害状況は?
被害状況については、火が出た木造住宅が全焼、身元不明の1人の遺体が見つかったということです。
ちなみにこちらの木造住宅にはお年寄りのご夫婦が住まれていたそうで、
奥様と連絡がつかない状況のようです。




出火原因は未だ分かっていないようで、警察が遺体の身元の確認と
出火原因の調査を進めているとのこと。

現段階では犠牲になった方の身元は不明ですが、
ご冥福をお祈り致します。
夏場の火災原因は、エアコン類・線香・放火が多い!?

ちなみに冬はストーブなどの暖房器具からの引火などが出火原因としては多いですが、
夏場はエアコンや扇風機などの電気機器のコンセント部分のホコリや湿気を
掃除していないことでトラッキング現象や短絡が起こり火災につながるケースがあります。
夏場の火災は主に、エアコン、扇風機などの電気機器によるもの、蚊取り線香や花火などが原因となることがあります。また、年間を通じて多発している放火にも注意が必要です。
藤沢市HP(消防局予防課)より引用
そして意外と軽視されがちなのが、『蚊取り線香』などの線香類からの引火です。

蚊取り線香を使用するときは、周囲に燃えやすいものを置かないようにしましょう。
風が強いと火種が受け皿からこぼれ落ちる可能性もあります。
蚊取り線香使用中は、外出をせず、外出時は必ず火種を消すようにした方が良いです。
花火をするときも同様に、周囲の燃えやすいものに注意しましょう。
草木や燃えやすいものに向けたりすると火が移り、火災の原因になることがあります。
また、花火をするときは必ず水バケツ等で消火ができる準備をして遊びましょう。お盆に使用することが多くなるろうそくや線香にも注意しましょう。
藤沢市HP(消防局予防課)より引用
そして冬や夏という季節は関係なく、
年間を通じてリスクがあるのが『放火』による火災です。

夏場に限らず年間を通じて多発しているのが放火です。家の周りには燃えやすいものなどは極力置かないようにしましょう。
夏場はお祭りなどで、ちょうちんやあんどん、しでなど、和紙を使用したお飾りが見かけられます。紙製品は燃えやすいので、取り扱いは十分に注意しましょう。
藤沢市HP(消防局予防課)より引用
夏は気温が高いため、人間を含むあらゆる生物が攻撃的になりやすいと言われています。
軽犯罪が最も増える時期でもあるため、
上記の引用文のように家の周りには燃えやすいものを置かないなど、
普段から可能な限り対策をしておいた方が良いと思います。
今回の横浜市港北区の火災の原因は未だに分かっていませんが、
1日も早く出火原因と犠牲になった方の身元が分かることを願っています。