2023年5月3日、GWの最中に横浜市金沢区マンション駐車場で火災が発生しました。
この火災の原因や被害状況について見ていきます。
横浜市金沢区マンション火災現場はどこ?状況は?

横浜市金沢区のマンションの駐車場で車6台が燃える火事がありました。
場所は横浜市金沢区富岡東2丁目のマンションで、コンビニや住宅街が並ぶ人通りの多い地区です。

神奈川県警は先ほど、放火の疑いでマンションの住人の男を逮捕しました。
この駐車場では先月、車の上に大量のガスボンベが置かれているのがみつかっており、警察では関連を調べています。
放火の疑いで逮捕されたのは横浜市金沢区の無職・原文雄容疑者(58)です。
警察によると5月3日午前5時すぎ、原容疑者は自分が住んでいるマンションの駐車場において、自身が所有する車に火をつけ、車計6台を燃やした疑いが持たれています。

この駐車場では先月28日、50台以上の車のフロント部分にカセットボンベあわせておよそ70本が載せられていて、警察が威力業務妨害の疑いで捜査していました。ちなみにカセットボンベにはクギのようなものが刺さっていたとのこと。
警察は、カセットボンベが置かれた事件についても原容疑者を追及する方針のようです。
もしかしたら「変わった住民」として近所では有名だったかもしれませんね。
なお、けが人はいなかったようです。

マンションに住む50代の男性は、
「午前5時ごろに『ポン』という空砲のような爆発音がした。外に出ると軽乗用車が炎上していた」
と話したそうです。
防犯カメラに怪しい男が写っていた!?
防犯カメラ映像には、同午前5時ごろ、軽乗用車が立体駐車場に入ってきて1階の通路に止まり、男が車から降り、車の前方と後方で何らかの動きを見せたところ出火した様子が映っていたということです。
男は赤い靴を履いており、駐輪場側からマンションの外に逃げていったとのこと。
駐車場入り口にあるシャッターは、オートロック装置のあるマンションの敷地内に入ってから内側で操作するか、居住者が持っているリモコンキーがなければ開けられないそうですので、複数犯の犯行の可能性は低く、原容疑者自身がこの防犯カメラの映像の男と考えて間違いないのではないかと思われます。
